Cloud Storage(GCS)概要
Google Cloudが提供しているストレージサービス。
様々なデータ(Json,PNG..)を容量無制限でセキュアかつ高い耐久性で管理することができる。
GCS操作は、コンソールの他に gsutilコマンド やクライアントライブラリで操作することができる。
料金体系
- ストレージ(保存するデータ量)
- オペレーション(ダウンロード回数など)
- ネットワーク(読み取りデータ量。書き込みは無料)
ストレージクラス
ストレージクラスとは、ストレージの種類のことで、データ保存・取得にかかる料金が異なる。
オブジェクトとバケット
GCSは、バケットと呼ばれるフォルダのようなものと、データそのものを指すオブジェクトの構成となっている。
アクセス制御
「均一なバケットレベルのアクセス」と「きめ細かい管理」の2種類ある。
きめ細かい管理はオブジェクトごとに設定を行いたい場合などに使うため、基本的には、前者を使用する。
バージョニングとライフサイクル管理
バージョニング
GCSは、バージョニングが可能。
バージョニングとは、オブジェクトに何らかの変更があった場合に、変更前コピーデータを保持する仕組みのこと。
そのため、意図しない変更を行ってしまったとして、復元することができるのだが、その分ストレージ料金がかかるため、適切なバージョニングが必要
ライフサイクル管理
定期的にバケットに対して、アクションが行えるもの。
例えば作成日時から30日経過したオブジェクトを削除・ある一定期間保持した場合、ストレージクラスを低価格のものに下げる。などができ、最適化・コスト削減ができる。
ただし、バケット単位でオブジェクト単位でしか設定できない。
参考
終わり
バケット作成する時ってあまり考えずに従来のバケット設定真似したりしちゃってたので、適切な設定をしてコストも意識しつつ使いこなしていきたいですね!
次回、コンテナとサーバレスサービスについて!